導入事例

事例3

Sitrom-CC導入で、現場の課題が数字で見えるようになった
「ロット単位からライン全体へ」— 経営判断の精度が向上

株式会社サクセス
代表取締役
武笠弘二様
PROFILE
茨城県に本社を持ち、構内請負業務や人材派遣業、運送事業などの事業を北関東中心に全国で展開。
法改正の変化が多く新たに求められる対応もある中で安定したサービスを提供し、2001年の創業以来、成長を続けている。
ホームページ:
https://www.m-success.net/
Sitrom-CC導入で、現場の課題が数字で見えるようになった 「ロット単位からライン全体へ」— 経営判断の精度が向上
導入した感想
「今までロット単位で見ていた売上や生産性を、ライン全体の賃率で把握できるようになり、どの現場にどんな問題があるのかが明確化している」

「管理手法や考え方、精度がまちまちで、マネジメント層の社員に依存していたが、Sitrom-CC導入によりベストプラクティスを社内に展開できるようになり、マネジメント品質が向上した」

「新しい業務の立ち上げでは、これまで数字の管理、幹部育成、及び人材確保のそれぞれを手探りで行っていたが、Sitrom-CCにより数字の管理を任せられるようになり、最重要課題である人材確保に集中できるようになった」

マネジメントと経営のプラットフォームを整備できた。
新しい商圏へ積極的にチャレンジを進めたい。

− これまでの業務の進め方と、Sitrom-CC導入による変化について教えてください。

これまで売上や生産性はロット単位で管理していましたが、Sitrom-CCを導入したことでライン単位で可視化できるようになりました。その結果、どの現場にどのような問題があるのかがより明確になり、迅速な改善が可能になりました。

例えば、新しい業務を立ち上げる際、以前は数字の管理と人材確保を手作業で行わなければなりませんでした。しかし、Sitrom-CCが数字管理を担ってくれることで、経営者として最も重要な人材確保に集中できるようになったのです。事務の作業効率がアップしたことで、事務担当者を人事部に配置転換出来たことも、大きな成果ですね。

また、遠隔地の現場は頻繁に訪問するのが難しいですが、Sitrom-CCを通じてリアルタイムで数字を把握できるため、安心感が増しました。そのおかげで、新しい地域への進出にもより積極的にチャレンジしたいと思っています。

− Sitrom-CCを導入頂く以前は、Excelで数字の管理をされていらっしゃいました。

サクセスが業務を請け負っている各拠点で担当者が出来高などを入力した日報を本社で毎日Excel集計し、原価を確認していました。疑っていたわけではないのですが、数字に信憑性があるのかを気にしていた部分があったのです。ただ信憑性を確かめる術がなく、とにかくロット単位で賃率や売上を見て、製品Aは高いからこのままで、製品Bは低いからもっと頑張ろうと言うに留まっていました。

− サクセス様には昨年からSitrom-CCをお使い頂いておりますが、どのような変化がありますでしょうか。

社内でEVLと呼んでいるダッシュボードをSitrom-CCにカスタマイズにて構築してもらい、それに紐づいた請求書を出せるようになりました。その請求書の数字と経理が出す数字が合わない事業所があったので、「これはなぜ?」と担当者に尋ねてみると、全ての数字を入れられていません、勤怠も月末締めが出来ていません、という返事が返ってきたのです。出来ない理由を考えてもらい全ての数字を正しく入力出来るようになってきた結果、経理の数字と合うようになり、経営陣として安心して見られるようになりました。

− Sitrom-CCのEVLとこれまでのExcel資料との違いは何でしょうか。

主な業務の一つである構内請負業務で建築資材の組立や出荷を行っているのですが、Sitrom-CC導入以前はロット単位で見ていた売上や賃率をライン単位で見られるようになったのが大きいです。例えば今まで拠点Aはロット単位で見ていた時は賃率が良いと思っていたけれど、Sitrom-CCのライン集計によると実は下がっている、といったことが分かるようになりました。中身が私のイメージと全く異なっていることに気づいたのです。

そこでなぜ下がっているのか現場を調べてたところ、ラインのレイアウトが変わって材料を取りに行くのに時間がかかるようになっていたり、置き場が離れた場所になっていたりするのが原因で。

これらを解消すれば生産性が上がるので、パートナー企業に対してより具体的な改善方法を提案できるようになったのです。

ここ最近、窓ガラスの依頼が増えているのですが、傷がつくのを防ぐため、材料の準備から積み込みまで一連の作業をより慎重に行う必要性があります。その結果、他の資材に比べると作業に時間がかかるため、それが生産性に影響します。そういったこともSitrom-CCが示す数字から説明して単価交渉を行うなど、非常に助かっていますね。

− システム導入に際し、どのような点を重視しましたか?

給料はEVL(労働時間管理)に紐づき、売上や請求も連動しています。以前は「この数字は本当に正しいのか?」と疑問に思うこともありました。調整の余地があるため、数字の信憑性を完全には確信できていなかったのです。

しかし、Sitrom-CC導入後は、各現場のデータに基づいた信憑性のある数字が得られ、私自身の経営判断もより明確になりました。「この現場はロット単位では良いように見えるが、実際にはもっと改善の余地がある」など、細かな課題が浮き彫りになったのです。

例えば、ある拠点ではこれまで順調に売上が伸びていたものの、昨年10月以降に下がる傾向が見られました。Sitrom-CCのデータ分析により、その要因が環境の変化によるものだと分かったので、適切な対策として単価交渉を行うことで改善につなげることができました。経営陣として、数字を根拠に意思決定ができることの価値を改めて実感しています。

− 以前から注目なさっていた「賃率」についてお聞かせください。

3年前から、賃率を交渉の指標として活用するようになりました。従来は、「安いものも高いものもあるでしょう」と言われ、単価交渉が難航することが多かったです。しかし、賃率を明確に示し、「現在の環境ではこの賃率が妥当」という形で交渉することで、相手方の理解も得やすくなるのですが、この賃率をSitrom-CCはリアルタイムで出せるので、その点も非常に便利ですね。

また、請負と派遣の比較がしやすくなったのも大きな変化です。以前は、それぞれのコストを直接比較するのが難しかったのですが、Sitrom-CCでのデータ管理により、より合理的な判断ができるようになりました。

- システム導入後、バックオフィス業務の変化についてはいかがでしょうか。

経理では最終的な収支を確認する際、請求書や人件費、給料、その他の経費をすべて含めた数字をチェックしています。しかし、EVLを活用しなければ、正確な数字が得られず、収支の信憑性が損なわれることになります。

例えば、各事業所で勤怠締めが遅れると、収支の確定が遅れることになります。理論的には2日で締められるものが、6日までかかってしまうこともありました。そこで、「各人がEVLを徹底し、経営陣として正確な数字を迅速に把握しよう」と社内で意識改革を進めています。

本格稼働から数か月ですが、既に間接事務コストは低下しており、事務員の配置換えも行うことができています。

- システムを活用し、組織の運営にも変化がありましたか?

これまでは、新しい事業所を立ち上げる際に長年勤めた社員を配置し、「辞めないようにする」ことが優先されていました。しかし現在は、「売上を作れる組織を持っていく」という発想に変わっています。

特に遠隔地の新拠点立ち上げでは、「人材確保」「数字管理」「生産性向上」の3点が常に課題でしたが、Sitrom-CC導入により、これらの課題をクリアしつつあります。例えば、静岡の新拠点でも、システムを活用しながら人材確保に注力しています。今後も新たな地域での展開を視野に入れています。

- 今後は運送事業の売上・利益向上に向けてもSitrom-CCをご活用いただきますが、システムの役割をどうお考えですか?

運送事業は開始から7年が経ち、全体の売上は伸びています。しかし、利益を上げるための指標設定が課題でした。賃率だけで見ると、例えば「5分早く出発する」といった工夫しか思いつきません。しかし、固定費の圧縮や、日々のデータの細かな分析により、より効果的な改善ができると考えています。

運送の請求はオプションが複雑なため、EVLとの連携を進めることで、より精緻な原価分析が可能になるでしょう。今後も、Sitrom-CCを活用しながら、システムと組織の両面で最適な運営を目指していきます。

株式会社サクセス 代表取締役 武笠弘二様 フォロス後藤代表

写真左)株式会社サクセス 代表取締役 武笠弘二様 右)フォロス後藤代表

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